イタリアで
開かれているG7=
主要7
か国の
外相会合はウクライナ
情勢をめぐって
討議を
行いました。
上川外務大臣は、ロシア
に対する厳しい制裁とウクライナへの
支援を
継続して
いく方針を
強調しました。
イタリア南部のカプリ島で開かれているG7の外相会合は、日本時間の18日夜遅くから19日未明にかけてウクライナ情勢をテーマにした討議を行い、ウクライナのクレバ外相やNATO=北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長も出席しました。
上川外務大臣は「『きょうのウクライナはあすの東アジアかもしれない』という問題意識で取り組んでおり、ウクライナとともにあるという日本の立場は揺るがない」と述べ、ロシアに対する厳しい制裁とウクライナへの支援を継続していく方針を強調しました。
会合の中でクレバ外相が、ロシア軍によるインフラ施設への攻撃で深刻な被害が出ているとして防空システムへの支援の強化を求めたのに対し、上川大臣はNATOの基金に3700万ドル、日本円でおよそ57億円を拠出しドローン攻撃を検知するシステムを供与したことを紹介しました。
そして会合では、G7として公正で永続的な平和の実現に向けて引き続き取り組むことで一致しました。